生活習慣病予防が期待できる水素水とは?
活性酸素という言葉はよく耳にします。
「身体や血管を錆びさせる」
「老化を早める」
「病気の原因になる」
「生活習慣病の原因になる」
など、いろいろな作用が指摘されています。
もともと、体内に入って外敵を破壊する「最終兵器」だったのですが、その量が増えすぎると、逆に自分の身体や組織も傷つけてしまうからです。
さて、そんな活性酸素に対抗すると言われるのが「水素水」です。
通常よりも高濃度で水素が溶け込んだ水のことですが、元なでしこジャパンの大竹七未さんをはじめ、アスリートやモデル、俳優といった人たちに愛飲されているとか。
ということで、ちまたでもちょっとしたブームですが、ここで注意が必要。
街で売られている水素水には、期待される「抗酸化」の働きがないお水もあるのです。
このことについて、ある雑誌が特集を組んだことがありましたが、その特集で実際に水素量などを測定してみたところ、ペットボトルに入って売られているものは全滅でした。
なぜなら、水素の粒子はとても小さくて細かいペットボトル程度の密封性だと、そこをすり抜けて逃げてしまうからです。
比較的信用できるのが、アルミパウチなどの気密性の高い容器に入った水素水。
ただ、こういった容器でも、封を開けるとどんどん水素が抜けていきますから、早く飲んだほうがよいでしょう。
天然水やミネラル水と違って、お茶や料理なんかに使っても意味がありません。
できたて水素水が飲める「水素水生成器」というのもありますが、これで作った水も、出したらすぐに飲んだ報がよいです。
《2013.9.15 》
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