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白砂糖は麻薬、人工甘味料は麻酔?

白砂糖が健康に及ぼす影響については、いろいろな立場の方から指摘があります。
白砂糖は「単純炭水化物」ですから、摂りすぎれば血糖値が急上昇。
それを処理するためにインスリンが大量分泌し、すると今度はまた「甘い物」が欲しくなるのです。

しかも、「単純炭水化物」ですから、摂りすぎは肥満の原因にもなりますね。
また、歯科医の長尾先生は、SNSのなかでこんな書き込みもしています。

去年の7月にオーソモレキュラー療法というものを知って、砂糖の為害性を知り、さらに知人の歯科医師から紹介された「食生活と身体の退化」を読んで、砂糖というものがいかに人体に破壊的なダメージを与えるかを知りました。

さて、砂糖の摂りすぎを防ぐために、「カロリーオフの甘い食べ物や飲み物」を摂りたくなるのですが、それも実はちょっと危険なのだ、という「女子スパ」の記事が今日のYahoo!ニュースに掲載されていました。
こちらでです→http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130829-00030501-jspa-life

記事によれば、人工甘味料を日々摂り続けていると、「甘い刺激」に対して鈍感になってしまうというのです。
すると、だんだんと「強い甘い刺激」を求めるようになり、いずれ過剰な甘味摂取によって肥満につながる、というわけです。

人工甘味料といってもひとつではありません。
果糖ブドウ糖液糖、アスパルテーム、スクラロース、ネオテーム、マルチトールなど、甘味食品の成分ラベルと見れば、いろいろな成分名を見ることでしょう。
これら、ひとつひとつを調べていっても、「ぜんぜんあんぜ〜んじゃん」とは言い切れないことがわかります。

たとえば、果糖という成分、これは単独では自然界には存在しません。
甘味食品だけでなく、おおくの食品に配合されている成分ですが、ラットを使った実験では、果糖のグループはコレステロール値が上がり、貧血、心臓肥大となったそうです。

ラットを2つのグル-プに分けて、一方にブドウ糖、他方に果糖だけを与えた。

その結果、ブドウ糖の組ではほとんど影響は見られなかったが、果糖のグループでは、貧血、高コレステロ-ル値、心臓肥大となった。

これは、ブドウ糖はすべての細胞で代謝されるが、果糖は肝臓でしか代謝されないのが原因で、果糖を与えると、肝臓がアル中患者のように肝硬変が進むことがわかりました。

甘い物、は砂糖であろうと、人工甘味料であろうと、ほどほどに、というより控えめにするのがやはり生活習慣病的にはよいようです。

《2013.8.29 》

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