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血液検査 ALP

血液検査 ALP

ALPとは「アルカリフォスファターゼ」のこと。
酵素の一種ですが、リン酸化合物を分解する働きを持っています。
体内での分布ですが、身体の中のほとんどの臓器に存在しています。

特にたくさん存在しているのが、胆道系の細胞。
ですから、この胆道系細胞が障害を受けると細胞外に放出されます。
つまり、その障害によって血液中のALPは高値になるわけです。

ということで、肝臓や胆道系の障害を診断するための血液検査として認められています。

ALPは、その他にも、「骨の成長に関わる骨芽細胞」という部分にも多く含まれていいます。

ですから、骨の疾患や病気の検査としても有用です。

このALPの数値が異常(高い場合と低い場合がある)なとき、疑われる疾患を下に列挙しておきます。

【ALPが高値の場合】

●肝疾患→急性・慢性肝炎、肝硬変、肝がん、原発性胆汁性肝硬変 など
●胆道疾患→胆石症、胆管炎、胆管がん など
●骨疾患→クル病、ページェット病、骨軟化症、骨転移がん など
●その他の疾患→膵頭部がん、腎臓がん、肺がん、卵巣がん など
                         甲状腺機能亢進症、潰瘍性大腸炎、腎不全 など

【ALPが低値の場合】

●甲状腺機能低下症 、遺伝性低ALP血症 など

ALPの検査にあたってですが、注意すべき点があります。
ひとつは「脂肪の摂取」です。
検査の数時間前に脂肪分の多い食物を食べると、多少高い値が出ることがありますので注意してください。

また、子供の場合、大人よりも高い数値を示します。
たとえば、新生児では成人の数倍。
10歳代でも(半ばくらい)だいたい成人の2倍近くの高値を示します。
これはどうしてかというと、成長期のため、骨が著しく成長しているからです。。

それと、血液型がB型・O型の方は、ちょっと高くてもあわてないでください。
その血液型の場合、ALPが高値を示すことがあります。

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