中性脂肪が増える原因とは?
ちまたでは、中性脂肪値が高めだなど、肥満度を測る指標として、広く認識されるようになっています。
体脂肪と混同する人も多いようですが、両者はまったく別のものです。
中性脂肪は、脂肪酸グリセリンエステルであり、コレステロールなどと共に、血清の中に含まれている成分を指します。
そもそもは、生きていくためには欠かせないエネルギーを貯蔵する物質なのですが、多すぎてもさまざまなトラブルの原因ともなるのは周知の通りです。
「中性脂肪の数値を増やす原因」が何なのか、しっかり把握しておけば、自ずと対策も浮かび上がってくるでしょう。
値を高める原因は、何と言っても、必要以上に多い食事、運動不足に集約されます。
血液中で過剰になった糖は、肝臓で中性脂肪へ再合成され、脂肪組織に蓄積していきます。
肥満の状態にあると、脂肪細胞から脂肪酸が血液中に流出し、さらに中性脂肪を増やす原因ともなります。
アルコール類もカロリーが高いものが多く、中性脂肪の増加に貢献します。
喫煙や過剰なストレスは、肝機能を低下させ、状況をますます悪化させる原因ともなります。
《2010.8. 4 》
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