スポーツドリンクで糖尿病はどうなるのか?
このところ、スポーツ愛好家などの間で「ペットボトル症候群」と呼ばれる急性疾患に陥るケースが続出しています。
これは、スポーツの後でスポーツドリンクを大量に摂取し、その後、急に昏睡状態に陥ってしまう病気です。
糖尿症性ケトアシドーシスといわれる急性の糖尿病で、最悪の場合、死に至ってしまうこともあり、不安をかき立てられます。
スポーツドリンクは、本来、疲労を回復させ、スポーツで失われた水分や栄養を補給するために作り出されたものです。
それが糖尿に関与するなど、にわかには考え難いことです。
実際のところ、飲みやすくするために、殆んどのスポーツドリンクには糖分が、それも結構大量に含まれています。
体のためと思って飲んでいたら、実は「糖尿」に力を貸していたという皮肉な結果にもなりかねない状況です。
中には、糖分7%という製品もあります。
1日当たりの糖分摂取量の目安は、20~40gといわれていますから、500mlのペットボトル入りを2本飲むとして、35g×2で70gとなり、これだけで糖尿にグーンとコマを進めることになってしまいます。
《2010.8. 4 》
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