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生活習慣病とストレス

ストレスと一口に行っても物理的なストレスと

精神的なストレスがありますが、いずれにしても体に与える負担は

同じようなものです。

ではストレスと生活習慣病との関係はどのようなものなのでしょうか。

実はストレスは血液に悪影響を及ぼすのです。

どういう事かと言いますと、

ストレスを受けるとアドレナリンという物質が分泌されます。

アドレナリンは血中のブドウ糖、コレステロール、脂肪酸を増加させるばかりでなく、

血管内壁の血小板を粘着させ動脈硬化を起こりやすくさせたり、

血栓形成を促したりするのです。

その上、脳血栓、心筋梗塞などの循環器病はもちろん、風邪、リウマチ、癌など

多くの病気に際しても血液は同様の状態になる事が知られています。

もともと血液中にコレステロールや脂肪酸が増えるのは、

人体にとって有益な反応でした。

それは何か人間に緊急事態が発生した場合、

激しい運動によって消費されるためのものなのです。

ところが現代人は何かストレスがあっても、

激しい運動によってこれらコレステロールや脂肪酸を消費する訳ではありません。


つまり一日中ストレスにさらされている人は、

じっと耐えていればいるほど、

一日中、コレステロールや脂肪酸は

消費されることなく、放出しっぱなしという事になります。

そんな恐ろしい状況に身を置いている訳です。


つまり現代人が健康に生きていくには、

ストレスとどうやって付き合っていくかで決まると言っても

過言ではないのです。

《2010.8.30 》

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