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生活習慣病と喫煙

喫煙に関して言えば、体の健康という観点から言うと、

良い事は一つもありません。

まあ余程のタバコ好きで無理な禁煙がたたって

精神的に病んでくるくらいの人の場合は、

タバコを吸っている方が心の健康にいいという場合もあるかもしれませんが、

そんなことは普通はまずありません。


何故、タバコはいけないと言われるのか。

まず第一にタバコには、多数の有害物質が含まれているからです。

喫煙による害は、タールやベンツピレンなどによる「肺がん」が

第一にあげられますが、ニコチンや一酸化炭素による心臓や脳の血管障害も、

深刻な問題です。
 
たばこを吸うと、ニコチンの作用によって血管が収縮し、血圧が上がります。

すると、心拍数が高くなって心臓に大きな負担がかかるのです。

また、一酸化炭素は、中性脂肪や悪玉コレステロールを増やすとともに

善玉を減らして、血栓をできやすくします。

高血圧気味だったり動脈硬化が進行している場合は、

血栓によって血管がつまったり破れたりすると、

心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こすこともあるのです。
 
そういう意味から、喫煙は生活習慣病の大敵なのです。

ちょうど10月からタバコが大幅な値上げをします。

これを機会に、一日でも早く禁煙するのが望ましいでしょう。

ただ禁煙は、本気でやめたいという意思がなければ、まず無理です。

反対に絶対にやめたいと思えば、絶対に出来ます。

私は10年前まで吸っていました。それもかなりのヘビースモーカーでした。

一日に3箱は吸っていましたから。

でも1回で止められましたよ。

止めたい理由は健康面ではなく、引越しでした。

タバコを吸っている人なら、経験があると思いますが、

引越しで家具を運び出すとき、壁紙を見た瞬間、

色の違いにビックリする訳です。

新築の家に引っ越すにあたって、壁がこんな風になるのが嫌だと思ったのです。

それで急に禁煙をする事にしました。

私の場合はシュガーレスのガムを使用しました。

必ず喫煙者だとタバコを吸いたくなるシチュエーションでは

先にガムを噛んでしまうのです。

例えば、寝起き、食後、仕事中、車の中、等です。

もうひたすらに噛んでいました。

また飲み会も一切参加しないようにしました。

飲むとタバコも吸ってしまうじゃないですか。

とにかく吸う機会を徹底的に減らしたんです。

そして気がつくと止められていました。

とにかく止めたいと本気で思ったら、即実行です。

《2010.8.29 》

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