血液検査の基準値
血液検査の基準値の定め方
血液からは、体に関するさまざまな情報を読み取ることができます。
血液検査は、客観的に体の状態を測定できる指標として、重要な位置を占めています。
検査項目は多岐にわたり、それぞれに基準値が設けられています。
血液検査には、大きく分けて、血液一般検査、凝固機能に関する検査、血液生化学検査に分けられます。
基準値を定めるために、健康な20~60歳位の検査成績分布から、上位2.5%、下位2.5%のデータをそれぞれ除外します。
残り95%の言わば平均値が「基準値」として算出されるのです。
計算上、除外された分が必ずしも異常であるとは限らないでしょう。
平均から外れているというだけで、健康な人はいくらでもいます。
そう考えると、基準値から外れているからといって、直ちに異常なのだと心配するには及ばないと見る向きもあります。
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血液検査の基準値も大切だけど「自分の数値」が大切。
基準値から大きく外れている場合、それが一時的に高くなったり低くなったりしたものなのか、病気によるものか、1回の血液検査からは断言できません。
そこで、正確さを期すために、再検査や精密検査の方法が取られることが一般的です。
よく病院などから再検査や精密検査の必要があるといわれると、それだけで自分が重病なのだと思い込んでしまう人もいます。
しかしながら、2度目の血液検査で何ともなかったというケースはザラにあるので、それほど深刻に落ち込む必要はありません。
そして、肝心なのは、基準値に神経質になりすぎることなく、自分の普段の数値を把握しておくことです。
数値に大きな変動が見られれば、何らかの病気にかかっていることは十分に考えられます。
できることなら、年に1回は血液検査を受け、健康管理に大いに活用したいものです。