痛風と食べ物
痛風と食べ物
痛風の原因である尿酸値を上昇させる食事について。
高尿酸血症には、尿酸を上手に排泄できない「排泄低下型」と、大量の尿酸を体内で生産してしまう「 産生過剰型」があります。
そして、その両方の要素あわせ持つ「混合型」というのもあります。
なぜそうなるかについては、遺伝や体質、そして食習慣などが影響していると言われます。
遺伝や体質は自分でコントロールできませんが、食べ物はコントロールすることができます。
食生活の偏り、尿酸値を上げやすい食生活に注意しましょう。
【尿酸値を増やしやすい食事】
・動物性食品が中心
・高たんぱく
・高脂肪
といったところが一般論ですが、尿酸の材料となるプリン体を多く含む食材の摂りすぎにも注意です。
【プリン体を多く含んだ食材】
・アンキモ
・白子
・レバー
上記はとても多いです。
・牛肉、豚肉
・エビ、カニ
・イカ、タコ
・干物類
といった動物性食材にも比較的多く含まれています。
また、アルコールも、それを分解する段階で肝臓に負荷をかけるので、それが尿酸生成に拍車をかけるとも言われています。
一方、痛風を予防する食事としては【プリン体の少ない食材】を選ぶことの他、アルカリ性の食品もよいとされます。
尿をアルカリ性に保つことで、尿酸の排出をスムーズにするからです。
【アルカリ性の食品】
・わかめ
・ひじき
・ほうせんそう
・大豆
それと、今注目されているのがアンセリンという成分。
「「アンセリンは、アミノ酸の一種でパワーの源とされる成分。マグロやカツオなどの高速回遊魚や、ニワトリの筋肉組織に多く含まれています。これまでの研究では、疲労回復や活性酸素除去、血圧を下げる作用などが注目されていました。しかし、この度新たに、尿酸値を下げる効果が発見されたのです」
これは水産学博士の兎束(うづか)直昭先生の弁ですが、現在では、このアンセリンを用いたサプリメントも市販されています。
【関連リンク】
●プリン体を約99%カットしてカツオ・マグロから精製したアンセリンを配合=リビタ アンセリン粉末緑茶
●日本で水揚げされたマグロとカツオの赤身から抽出したアンセリン含有フィッシュペプチドを使用=アンセリン(240粒)
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