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血液検査 tg(中性脂肪)

血液検査 tg(中性脂肪)

中性脂肪は脂質の一種で糖質、炭水化物、動物性脂肪などが

おもな原料として肝臓で作られます。

脂肪酸とグリセリンが結びついて中性を示すので「中性脂肪」と言う訳です。

普段は脂肪細胞の中に貯えられていて、必要に応じて脂肪酸になり、

エネルギーとして使われるので体にとっては重要な物質ですが、

ただし、血液中の中性脂肪が多くなると動脈硬化性疾患の原因となります。

また、肥満との関連が強く、中性脂肪と肥満度は比例します。

肥満や食べ過ぎ、運動不足、飲酒により中性脂肪の値は高値になります。

私事ですが、昨年の人間ドッグで見事に引っ掛かったのがこの項目でした。

おかげでメタボ予備軍に分類されてしまいました。

今年はウォーキングの効果があったようで、正常値に戻り、

メタボ脱出に成功しました。


この検査の数値で疑われる疾患としては、

高値の場合

  一次性:高カイロミクロン血症、LPL欠損症など
  
  二次性:糖尿病、肥満、動脈硬化、痛風、甲状腺機能低下症、クッシング症候群、

      ネフローゼ症候群、閉塞性黄疸、急性・慢性膵炎など

低値の場合

  一次性:無β-リポ蛋白血症、低β-リポ蛋白血症など
   
  二次性:甲状腺機能亢進症、下垂体機能低下症、肝硬変、アジソン病など


また検査する時に注意する点は、中性脂肪の値は食後30分くらいから上昇し始め、

4~6時間後にはピークになります。そのあと徐々に減少し、

10数時間でもとに戻ります。よって検査は、正確な数値を得るため、

12時間以上絶食した後、早朝の空腹時に採血します。

また、前日の食べすぎや飲酒で測定値が大きく上昇することがあります。

ステロイド剤や経口避妊薬でも高値になりますので、

これらの薬を使用している人は、医師に申し出てください。

ここで医薬品ではありませんが、中性脂肪を低下させる作用(個人差があります)があるとされるEPA・DHAを含んだ特定保健用食品「イマーク」をご紹介しておきます。
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公式サイトには「1日1本(目安)、2ヶ月続けて、中性脂肪値が20%低下という臨床試験のデータなども掲載され、その実力には期待が高まります。

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