血液検査 CRP
血液検査 CRP
CRPとは「C-リアクディブ・プロテイン」のこと。
プロテインの名から想像できるように、血液中に蛋白質の一種です。
これがどういう時に出現するかですが、多くは、「身体の一部が壊れている」「身体の内部が炎症を起こしている」という時です。
普通、健常者の血中には、このCRP、ごく微量にしか検出されません。
ですから、外見上、炎症が認められない場合でも、内部の炎症の診断に有効な検査と言われます。
他にも「身体のどこかに炎症がある」ことを示すものに赤血球沈降速度(赤沈)があります。
ただ、赤血球沈降速度(赤沈)はCRPよりも反応が遅く、消失が遅いのです。
そこで、CRPは「炎症の強さ」と「炎症の長さ」を判断するのにとても重要な指標となっています。
CRPを測定する方法には2種類あります。
ひとつは「定性法」=CRPの有無を調べる方法。
もうひとつは「定量法」=ある量の中に含まれる量を調べる方法、です。
「定性法」の場合ですが、これは、炎症がある場合には陽性を示します。つまり、正常時は陰性です。そして、炎症の強さに応じて強い陽性になります。
「定量法」の場合ですが、これの場合、1デシリットルの血中にCRPの量が0.3ミリグラム以下であれば正常と判断します。
さて、このCRPが異常のときには、どんな病気が疑われるか、ですが、いわば「炎症の指標」ですので、かなり多岐にわたる多様な病気が疑われます。
●感染症(結核など)
●膠原病
●リウマチ熱
●心筋梗塞
●肝硬変
●敗血症
●悪性腫瘍
●ウイルス性疾患
●急性肝炎
●脳炎
●内分泌疾患
などの疑いがあります。
ですから、CRPだけでは「病気の特定」ができることは少なく、より精密な検査を要するか不要かの判断材料として捉えられることが多いです。
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